日本のサイバーセキュリティ  写真提供: Cybercrime Magazine.

今、注目すべき日本のサイバーセキュリティカンパニー10社

東京周辺 企業リスト

スティーブ・モーガン, 編集長

2021年4月8日 カリフォルニア州ソーサリート

サイバー犯罪の急増に伴い、アジア太平洋地域のサイバーセキュリティ市場は、2025年まで年率15%の成長が見込まれている。

「何十億という人口を抱え、世界経済に大きな割合を占める アジア太平洋地域 では、イノベーションが盛んにおこなわれている」とサイバークライムマガジン誌の報道記者デビッド・ブロイは語る。「しかしその恩恵、即ち高成長とビジネスのスピードのせいで、この地域の企業は今年サイバー攻撃の矢面に立たされた。しかも爆発的に増えたランサムウェアはそれまでのサイバー攻撃の火に油を注ぐ結果となった。」

日本のトレンドマイクロ社の最近の調査 によると2020年にサイバー攻撃を受けた企業は81%に上り、一年で7回以上の攻撃を受けた企業は18%、今年もサイバー攻撃を受けるだろうと考えている企業は76%もあった。

香港、シンガポール、シドニー、東京と言った金融の中心地は、その堅調な経済のために金銭目的のサイバー犯罪の恰好の標的となっている。そこに追い打ちをかけるランサムウエアは、データをロックしその解除に金銭を強請るのみならず、身代金を払わねばデータを抜き出しダークウェブ上に公開するぞと脅すのである。

KnowBe4 は、日本にも拠点を置く急成長のサイバーセキュリティカンパニーの一社だ。セキュリティに対する認識強化のトレーニングとフィッシングシミュレーションを主力製品とするKnowBe4は、最大の脅威であるフィッシング攻撃を潰すための社員教育にフォーカスしているが、この地域ではその他にも非常に優れたサイバーディフェンス製品を取り揃えている。

日本のサイバーセキュリティ企業

日本のサイバーセキュリティ市場にはどんなプレイヤーがいるだろうか? ここには、サイバークライムマガジン誌の記者たちが今年着目している(読者も注目すべき)ホットな10社を列挙した。

  • BBSec ブロードバンドセキュリティ所在地は東京。日本でもトップクラスのセキュリティにフォーカスしたサービスプロバイダー。ブロードバンドセキュリティー社のサービスは、サービスの提供から管理コンサルティングまで多岐に渡る。特に、リスクアセスメント、ネットワーク/ワイヤレスセキュリティ、ログ分析、CSIRT等々、特化した専門知識とノウハウを提供している。
  • CDNetworks  CDネットワークス所在地は東京。世界最大級のコンテンツ配信ネットワークであるCDネットワークス社は、業界先端を行くソリューションとそのグローバルな事業規模を活用して世界各地でビジネスを展開している。高速、安定、セキュアなウェブエクスペリエンスとサイバー攻撃からの保護を提供している。
  • DigitalArts デジタルアーツ所在地は東京。1995年創業。ウェブフィルタリングやeメールフィルタリングを用いた、インターネットアクセス関連の危険を回避する情報セキュリティソリューションを時代に先駆けて創造し、機関業務系の重要データを保護するファイルの暗号化やトラッキングソリューションを開発したのがデジタルアーツ社である。
  • FFRI Security FFRIセキュリティ所在地は東京。次世代型マルチレイヤーのエンドポイントセキュリティソリューションを開発。FFRIは「予知による防御」技術のパイオニアで機械学習を利用し、既知/未知両方のマルウエアや脆弱性攻撃に対する高精度の防御を提供する。
  • Fujitsu 富士通所在地は東京。大手プレイヤーの富士通はサイバー犯罪から企業を守り、サイバー攻撃に対する耐性強化を支援。ITセキュリティ分野では40年の実績を持ち、インテリジェンスを活用したセキュリティを主軸とする。富士通の包括的なアプローチは、脅威を識別、検知し、企業を保護してくれる。

Cybercrime TV: KnowBe4 Expands Into Japan

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  • IIJ インターネット・イニシアチブ・ジャパン所在地は東京。1992年創業。日本のインターネットサービスプロバイダー第1号であるIIJは、ネットワーク、eメール、エンドポイント、ウェブセキュリティだけでなく、ID管理、認証、コンサルティング、監査サービス等も提供している主要プロバイダーの一社。
  • KnowBe4ノウ・ビフォア所在地は東京。セキュリティに対する認識強化トレーニングとフィッシング攻撃シミュレーション用の世界最大統合プラットフォームを提供。3万5千社以上のカスタマを対象に、とどまるところを知らないソーシャルエンジニアリング問題を管理する。KnowBe4のおかげで、日本並びに世界各地のカスタマ企業の社員達は、賢いセキュリティ判断ができる。
  • Nihon Cyber Defense日本サイバーディフェンス所在地は東京。日本に本社を持つグローバルサイバーディフェンス企業で、国家基盤や組織をサイバー攻撃から保護する。日本サイバーディフェンス社は、堅牢性と機密性の高いソリューションやサービス、サポートを提供し、金融、政治、社会の混乱を狙ったありとあらゆる形のサイバー戦争から省庁や企業、組織を保護することをそのミッションとしている。
  • NTT DOCOMO NTTドコモ所在地は東京。日本最大級のテクノロジー企業。先頃設立35周年を迎えたNTTドコモは、2015年にITセキュリティ部門を開設し、大企業の情報システム、クラウド基盤、IoT端末に関するコンサルティングサービスを提供している。
  • Trend Microトレンドマイクロ所在地は東京。トレンドマイクロ社は、30年以上に渡って、安全にデジタル情報のやり取りができる世の中の構築をビジョンとして掲げてきた。セキュリティにのみフォーカスしていることがよくわかる企業である。わき目を振らない情熱がイノベーションの原動力であり、IT環境の変化、ユーザの危険な振舞い、進化し続ける脅威といった課題にも拘わらず、犯罪者に追従している。

サイバークライムマガジンは、今後も日本におけるサイバーセキュリティ企業の追跡範囲を拡大し、2021年中にこのリストに追加してく予定。

– スティーブ・モーガン はサイバーセキュリティ・ベンチャーズの創業者 兼 編集長


KnowBe4ノウ・ビフォア

所在地は東京。セキュリティに対する認識強化トレーニングとフィッシング攻撃シミュレーション用の世界最大統合プラットフォームを提供。3万5千社以上のカスタマを対象に、とどまるところを知らないソーシャルエンジニアリング問題を管理する。KnowBe4のおかげで、日本並びに世界各地のカスタマ企業の社員達は、賢いセキュリティ判断ができる。



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